先生であるために

教える側こそ,生徒以上に勉強しなければならない.指導する側が生徒以上の学びを「現在進行形で」行ってはじめて指導者は指導者たり得る.これが僕の信条です.昨年,数学検定1級を取得したひとつの理由がこれでした.

生徒にとっての「先生」であり続けるために,次の数学の目標を設定したいと思います.数学検定1級の上があればそれを目指すんだけど,現在,数学検定は1級が最高級(でも昔は「段位」まであったらしい・・・!).数学書の読破,でもいいけどその習熟具合を客観的に測るものがないので,目標としてはちょっと弱い(趣味・教養の色合いがどうしても強くなってしまう).そこで,数学関係の資格を調べると「統計検定」なるものがあります.今度はこの「統計検定」にチャレンジしてみようと思う.これは2級から大学教養レベルで,1級は完全に大学専門レベルになるようだ.まさにチャレンジしがいがある.大学時代学びそこなった(=ついていけなかった笑)数理統計学にリベンジしたいという思いもある.

このような検定などを通した学びの目的は,「スキルアップ」「自己実現」だけではない.試験とその対策という実体験を通して生徒の気持ちが痛いほどよくわかるようになるという強烈な副産物がある.未知の概念や記号に圧倒される恐怖感,理解しきれず前へ進めないときの絶望感と孤独感,成長が感じられないとき試験に落ちたときの虚無感.他方,新たな知識と理解を得たときの達成感や有能感,手を動かし練習に明け暮れたあとの心地よい疲労感,そして合格したときの喜び.

教える側として「生徒の気持ちを知る」とは,こういうことだと思う.

生徒の見本となるよう,統計検定1級を取得しようと思います!

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